お久しぶりになります!
ただただ生きていくのって大変難しい。
と、何の脈絡もありませんが、今日はこの本で!
帯がまたいい
<あらすじ>裏表紙より
”開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬探しをするのだ。-それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人探しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして・・・・・・いったいこの事件の全体像とは?
犬探し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作”
<感想>若干ネタバレあるかもです。
おもしろかったです。
この小説を読んで、感じたことは主に2つ。
1.ブログ怖い!
ブログで言うのはなんですが、まだブログをやったことがなかった自分にとっては、未知のネットワーク。
ブログに限らずではありますが、簡単に意見を伝えることが出来る手段は、良くも悪くも面倒なものだと感じました。
ただ、本書では、ネットのメリット・デメリットどちらもそれとなく提示されていた気がします。なので怖いという恐怖感だけには留まらなかったです。(今ブログをやっていられるのも、そのおかげ)
2.やりたいことをやればいい
もう一人の主要人物・ハンペーは探偵への憧れから、主人公の下で働くことに。
ハンペーはフリーターです。
夜に集荷所で働いているようですが、探偵に憧れをもっており、主人公と関りがあったことから、これ幸いと仮探偵になります。
うん。いいなぁ。
なりたいものに自分を近づけていくのはいいな。
ハンペーは自立している。その上何者かになろうとしている。
小説に参考になりそうな人物が出てくると、嬉しくなってくる。
やりたいことをやればいいというのは、解釈違いがおきそうな言葉ですが、憶病な自分には丁度いいと思いました。
おススメ:誰でも。渋さ・ビター感が好きな人
ジャンル:ミステリー、ブログ、歴史