安寧の遅

なんでも。本・漫画についてが多いです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

#29『少女には向かない職業』 桜庭一樹

『少女には向かない職業』桜庭一樹(東京創元社) 年の瀬ですね、、、。まだ2022年にいたい! 最近、アルバイトで早朝から出勤することがあるんですが、おそろしく眠たい。 真っ暗ななか自転車をこぎ、今日はどんな恐ろしいことが待ち受けるのかとびくびくし…

#28『ピカソになれない私たち』一色さゆり 最近読んだ本

『ピカソになれない私たち』一色さゆり 幻冬舎文庫 読みました。 美大生4人が主な登場人物。 この4人それぞれの視点で物語が進むんですが、読者的にはここで芸術の疑似体験ができる。知らない世界を知ったようになれて興味深い反面、芸術の世界はとても苦し…

映画『THE FIRST SLAM DUNK』観ました!

映画『THE FIRST SLAM DUNK』観ました。 感想を勢いそのまま書きたい。 ネタバレはしないよう、気を付けます。 あの、あの、あの、最っっっっっっっ高に!よかった!!です!!! よかった!最高です!めちゃめちゃ!くううううう! 涙と鼻水を垂れ流しなが…

サッカーワールドカップ 雑記

サッカーワールドカップ日本代表すごかった! 勝敗と試合の流れが、物語的に引き込まれました。 試合会場で観客が応援している様子を観ると、久々に熱狂を感じちゃいました。コロナによって応援や密状態を禁じられて久しいですが、やっぱりこれだよなと思っ…

#27『ダレン・シャン』 小学生のときに読んでおもしろかった本

ついに12月になってしまいました。 いよいよ冬に突入、そして師走ということを実感しながら気づいたら年明け、なんて毎日になりそうです。 そして今日は、いや明日の早朝、ワールドカップ日本戦ですね。 結果はさておき、楽しみです! 前後脈絡はありません…

#26『ID: INVADED イド:インヴェイデッド』監督:あおきえい 脚本:舞城王太郎

『ID: INVADED イド:インヴェイデッド』 タイトルは略して『イド』と呼ばれています(多分) オリジナルアニメ作品です。 ・発表年・・・2020年 ・制作会社・・・NAZ ・監督・・・あおきえい ・シリーズ構成・脚本・・・舞城王太郎 ・声優(主要登場人物)…

#25『ぼくが死んだ日』 キャンデス・フレミング

おひさしぶりです! 随分ご無沙汰しておりました。 特に何があった訳でもありませんが、読書は滞ってました。 ふへー。 1カ月で読んだ本はたったの1冊です。 『ぼくが死んだ日』キャンデス・フレミング 創元推理文庫 東京創元社の本は何だか読みたくなる。 …

#24『オッドタクシー』脚本:此元和津也 アニメ

『オッドタクシー』(監督:木下麦 脚本:此元和津也 制作:P.I.C.S.×OLM) オッドタクシー・・・。 この間、以前のバイト先で後輩だった子に「おもしろい」と勧められました。 そもそもの印象はよく評判にあがるアニメ作品。 勧められた時点では、実は既に1…

#23『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』 アニメ

『羅小黒戦記(ロシャオヘイ戦記) ぼくが選ぶ未来』テレビ放送版 最近知って観たアニメです。 おもしろい。 人間と妖精の共存がテーマ www.youtube.com 誰とでも観れる世代を選ばない作品だと思います。 話の内容、アクションシーン、キャラクター造形、独…

#21『竜馬がゆく』 司馬遼太郎

最近キンモクセイのいい香りがしております。 秋ですね。もう冬の入り口な気もしますが。 と、話は一転。 アニメ『ゴールデンカムイ』4期のオープニング、すごくハマっております! ーゴールデンカムイオープニング公式ー www.youtube.com どこもかしこもい…

#20『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』 原作:草水敏 漫画:恵三郎

『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』原作:草水敏 漫画:恵三郎(講談社) この作品で初めて病理医というお医者さんの存在を知りました。 <内容>1巻裏表紙より ”岸京一郎、職業・病理医― 直接患者と会うことなく病気の原因を調べ、診断を下す医者。 医…

通信制校正 終わらなかったです

約1カ月前のことになります。 日本エディタースクールが行っている校正の課題提出期限が迫っておりました。 期限は9月まで。 ということで残りの課題を1カ月で全てやってみようと無謀なチャレンジをしました。 過去記事の宣言内容です jilyunpei.hatenablog.…

今期のアニメについて

アニメ好きです。 そろそろ秋アニメが始まりますね。 今日、大変会社が揺らぐかもしれない、ミスをしてしまったかもしれない自分です。 申し訳ない。本当にダメ人間。自己が揺らぐ。 でも、でも、アニメを観るんだ!本を読むんだ。漫画を読むんだ。犬と生き…

#19『犬はどこだ』 米澤穂信

『犬はどこだ』米澤穂信 東京創元社 お久しぶりになります! ただただ生きていくのって大変難しい。 と、何の脈絡もありませんが、今日はこの本で! 表紙 帯がまたいい <あらすじ>裏表紙より ”開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、た…

表紙か作者か

特に意味はない話を。 なんの脈絡だったか忘れてしまいましたが、確か大学の講義で、 「日本人は表紙で本を選ぶ。外国人は作者で本を選ぶ」と言っていました。 (もしかしたらテレビ番組だったかもですが) 自分に置き換えてみたら、たしかにそうかもしれな…

#18『蜘蛛の糸・杜子春』 芥川龍之介

『蜘蛛の糸・杜子春』芥川龍之介(新潮文庫) ちょうど目線の先の本棚に、本書があったので、今日の本として選びました。 蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫) 作者:芥川 龍之介 新潮社 Amazon <掲載タイトル> ・蜘蛛の糸 ・犬と笛 ・蜜柑 ・魔術 ・杜子春 ・アグ…

#17『クール・キャンディー』 若竹七海

『クール・キャンディー』若竹七海 今日、こちらはポカポカとした天気です。 また夏が顔をのぞかせに来た感じです。 なので、夏のカラットした思い出が閉じこもった作品を取り上げたいと思います。 クール・キャンデー (祥伝社文庫) 作者:若竹 七海 祥伝社 A…

#16『ハッピー・デス・デイ』 監督:クリストファー・ランドン

ああ。だめだ。 眠たくて、なにもやる気が出ない。 今日は本も漫画も、むしろ遠ざけたい。 だが!ブログの更新は止めたくない! そして、こんな時は映像作品でリフレッシュだ! ということで、 『ハッピー・デス・デイ』(監督:クリストファー・ランドン) …

#15『金曜日の本屋さん』 名取佐和子

『金曜日の本屋さん』① 名取佐和子(ハルキ文庫) 『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』② 『金曜日の本屋さん 秋とポタージュ』③ 『金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス』④ 今日は金曜日! ということで、少し狙ってみました。 全4巻で完結しております。順番は…

#14『十字屋敷のピエロ』 東野圭吾

『十字屋敷のピエロ』東野圭吾(講談社 1992文庫版) 高校生の時に読みました。 久しく読書をしていなかった高校時代。 急に父が「なんか本読もか」と言い、地元の本屋さんで選び、買い、読みました。 お金がなくて貧乏だけど、衣食住を優先させる方がいいに…

#13『七回死んだ男 新装版』 西澤保彦

『七回死んだ男 新装版』西澤保彦(講談社) 七回死ぬってどういうことだ? 七という数字に何か意味がある? この感じはループものだな?・・・・・・等々タイトルから惹かれて購入しました。 新装版表紙 このころ、購入する本全てがとても面白いという、自分の本…

#12『黒い羊』 LS・ホーカー

『黒い羊』LS・ホーカー タイトルになんとなく興味をもって購入。 最初は不安で積読したこともあったが、途中からハラハラしてきて読んでしまった。 表紙が結構迫力ある。 こわい。 <あらすじ>裏表紙より引用 ”地元ラジオ局のDJとして成功し脚光を浴びてか…

新川直司新作タイトル発表 過去作品『四月は君の嘘』『さよなら私のクラマー』

新川直司先生、新作始動するらしいですね! ツイッターの作品公式アカウントで発表されてました。 楽しみです。 次の作品名は『アトワイトゲーム』とのことです! おぉ、どんな内容なんだろう、ワクワクです! 過去に出版された『さよなら私のクラマー』の記…

#11『怒りのロードショー』①~③ マクレーン

『怒りのロードショー』①~③(③巻はまだ読んでません)マクレーン (③巻はまだ読めてないです。①と②巻までよんだ感想になります。) 漫画です! フフ、力抜けてついフフッて笑っちゃう。 多分出会いはヴィレッジヴァンガードだったかな。 自分自身がぐちゃぐ…

#10『誰かが嘘をついている』 カレン・M・マクマナス

『誰かが嘘をついている』カレン・M・マクマナス(東京創元社) ジュンク堂書店にて、 「あーミステリもの読みたい、今の気分的に海外ものかな、とりあえず東京創元社の棚見よう。それでいて新しい作者と出会いたい。」 とかなんとかブツブツ考えながら、タイ…

#9『無能なナナ』①~⑨ 原作:るーすぼーい 作画:古屋庵

『無能なナナ』①~⑨巻(既刊) 原作:るーすぼーい 作画:古屋庵 コミックスです。 推理要素があるので、ネタバレ配慮したいですが、気になる方はごめんなさい。 <あらすじ>裏表紙より引用 ”人類の敵を殺せ!! 絶海の孤島にある学園。そこでは人類の敵に…

#8『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 辻村深月

『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』辻村美月(講談社) ぐわっ。 浸食されるような読後感。 今まで読んだことのある辻村作品とは一線を画すような新しい作品 (著者の作品は出版順に読んだわけではないので、あくまでも自分が知っているものに限られますが) <あ…

少し自己紹介

プロフィールを充実させていなかったので、少し更新したいと思います。 <自己紹介> ・年齢:20代(精神年齢は追いついていない。残念ながら) ・性別:黙秘 ・職業:現在無職・・・(9/15時点)面接結果待ちです。 ・経験職種(アルバイト含む。というかほと…

#7『パラダイス・ガーデンの喪失』 若竹七海

『パラダイス・ガーデンの喪失』若竹七海(光文社) くくく(笑) おもしろかったです! 本書はコロナウイルスが世界を席巻した現代が舞台。 くくっと笑える毒と、あらゆる意味で個性的な人々が、勝手気ままに動くユーモラスが絶妙に心地いい。 多分、コロナで…

#6『冷たい校舎の時は止まる』 辻村深月

『冷たい校舎の時は止まる』上・下 辻村深月(講談社) タイトルどういう意味なんだろうか?と手に取った。 で、これが初めての辻村深月との出会いでした。 読み始めたら止まんなくなって、下巻を本屋まで急ぎ自転車で買いに行った思い出。 辻村美月先生デビ…