特に意味はない話を。
なんの脈絡だったか忘れてしまいましたが、確か大学の講義で、
「日本人は表紙で本を選ぶ。外国人は作者で本を選ぶ」と言っていました。
(もしかしたらテレビ番組だったかもですが)
自分に置き換えてみたら、たしかにそうかもしれないと思いました。
何となく、経済系の難しい本やとっつきにくいジャンルは、かわいいイラストだと「よみやすいかも」と手に取ってしまいます。
ものによりますし、外国人の国別内訳など詳しく聞いていたわけでもなく、確かな証拠があるわけではないので、一仮説程度で思っていただきたいです。
ちなみに自分は小説の選び方には、ほんの少しこだわりがありまして、タイトルの訴求力で選んだりしがちです。
例えば、『真実の10メートル手前』米澤穂信(創元推理文庫)だと、真実の10メートル手前とは?10メートルという数字にどんな意味があるのか?そもそも真実ではなく、その手前を取り上げる意味とは?・・・とかなんとか色々意味を考えさせられるものが好きです。
(大変おもしろかったです。米澤穂信氏好きな作家さんです。)
取り上げた本
『真実の10メートル手前』はまたいつかブログで取り上げたいと思います。