『オッドタクシー』(監督:木下麦 脚本:此元和津也 制作:P.I.C.S.×OLM)
オッドタクシー・・・。
この間、以前のバイト先で後輩だった子に「おもしろい」と勧められました。
そもそもの印象はよく評判にあがるアニメ作品。
勧められた時点では、実は既に1話観たまま放置していました。
うーん、でも、勧められたし・・・と思い、軽い腰を上げて観ちゃいました。
(あ、あれ、勉強はしなくていいの?と思われると思います。その通りです)
おもしろかったです。
噛むと味が変色する新感覚アニメーション
と、いえるかもしれない。
ご参考までに、ユーチューブ公式PV2あげておきます
<筋書き>
登場人物が全て動物で、擬人化されている。
妙に生々しい様な、リアリティがあるような感覚を味わいながら、物語は進んでいく。
主人公はタクシー運転手。
失踪した女子高生の容疑者候補になったり、奇妙なお客たちによって様々なことに巻き込まれていく。
<感想諸々>
顔は動物なのに、個性あふれる人間模様を観ているよう。
最初は慣れないものの、ラジオを聞いているような聞き心地のよい会話。
時折感じる説得力のある言説。
癖は強めですが、慣れるころには物語が加速していきます。
そう、最初は少し流し見をしていました。
ですが、4話あたりの「田中革命」から続きが気になる作品となり、最後まで観てしまいました。
田中革命、よかった。
田中といえば、お笑いコンビのココリコ田中やアンガールズの田中という人間を思い浮かべてしまい、何となく田中=ユーモラスというイメージがあります。
それはそれとして歌もよかった。
特にオープニングの曲が味があり、観終わった今聞き返しています。
ちなみに脚本の此本さんは漫画『セトウツミ』(秋田書店)という作品の著者です。
な、なるほど、あの軽妙な会話の回しやなんやらは、通ずるものがある気がする・・・。
それでは、このあたりで終わります。読んでくれてありがとうございました!
・おススメ:誰でも、どちらかといえば大人
あの、相場的には普通かもしれませんが、フリーターの身分では少しお値が張るかもです。ご参考までに。