#14『十字屋敷のピエロ』 東野圭吾
高校生の時に読みました。
久しく読書をしていなかった高校時代。
急に父が「なんか本読もか」と言い、地元の本屋さんで選び、買い、読みました。
お金がなくて貧乏だけど、衣食住を優先させる方がいいにちがいないのに、久しぶりに本を買って読んでしまいました。
そしてこの本から、読書が習慣化となる、思い出の一冊です。
(ちなみに貧乏なのは今も変わらない(笑))
<あらすじ>裏表紙より引用
”ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば・・・・・・しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。
前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。”
<感想>
読後からもうじき10年程経とうとしているので、記憶が曖昧です。
怒らないでください。
ただ、当時高校生で、本を読むことに苦しみもあった自分が、のめり込んで読んだ記憶があります。
そしてここから狂ったように、東野圭吾だけを続けて読み漁ります。
ある好きな食べ物を狂い食べしすぎて、気持ち悪く感じ、むしろ嫌いとなってしまうこと、ありませんか?
それと同じ様に、この後、東野圭吾作品を途中から読めなくなってしまいました。
(今は大分戻りました)
えーと、何をいいたいのかといいますと、自分にとっては、東野圭吾にハマるきっかけとなった本であり、本を読むことのおもしろさを思い出させてくれた物語です。
作中に登場するピエロ
このピエロ、他作品にもそれを思わせる形で登場しております。
ちょっとした遊び心のようで、気づいたときは嬉しくなります。
東野圭吾作品読んだ方なら、どの作品か心当たりがあるのではないでしょうか?
自分語りが多く、内容にはあまり触れない感想の書き方ですが、読んでいただきありがとうございました!
おススメ:誰でも。
ジャンル:ミステリー、人形師、ピエロ