『海の見える街』畑野智美(講談社)
ずっと本棚に置いておきたい本の一つです。
図書館の司書さんが主な登場人物の作品。
あと、多分ジブリの『魔女の宅急便』の雰囲気ほんの少しするかも。タイトルにひきづられて。
<あらすじ>(裏表紙より参考)
海の見える市立図書館で働く男女の物語。
<感想>
タイトルからは図書館の司書が題材の一つに描かれてるとは分からないと思う。作者の畑野さんの作品いくつか読ませていただきましたが、職業を題材とした作品が多い気がする。だから同じ境遇や、その職業を物語形式でより真に迫って知ってみたいなというときは、畑野さんの作品に行きあたっております。
それはそれとして、
好きでしたぁ。あんまり恋愛小説は読まないけど、この作品においては自分と似たような人間を見つけられて、心が桃色になりました!
当時図書館司書の資格取得を目指していたこともあり、「こんな風になりたいなぁ」と動機付けの一つとして利用させていただきました。
あくまで自分が知っている範囲ですが、図書館の司書を題材とした物語の中で、一番好きな作品です。
おススメしたい人:図書館司書を志している人、居場所を求める大人の女性かな?
ジャンル:恋愛、青春、図書館、職業